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FXを外貨預金的に使う

外国為替証拠金取引は、かなりハイリスクハイリターンの投資です。しかし、外貨預金と比べると低コストが大きなメリットです。そこで、外国為替証拠金取引を利用して、外貨預金的な利用方法を考えることができます。

たとえば、1万アメリカドルの外貨預金をする場合、1アメリカドル=110.00円の時ですと、TTS(銀行が顧客に売ってくれるレート)は1アメリカドル111.00円ですから、ドル預金では1,110,000円の資金が必要です。

そこで、外国為替証拠金取引を利用して、自分だけの外貨預金を作るには、証拠金100,000円(業者によって金額は異なります)を投資して「米ドル/円」1万アメリカドルを買い、残りの約90万円は円貨で預金します。すると、為替リスクは外貨預金の場合と全く同じになります。

 取引コストは、外貨預金で2円/アメリカドル(TTSとTTSの差)、外国為替証拠金取引では往復手数料+スプレッドで25銭/アメリカドル(業者によって金額は異なります)となります。外貨預金1万アメリカドルだと20,000円なのに対し、外国為替証拠金取引だと2,500円です。利息も、外貨預金よりもスワップポイントの方が高くなります。

 為替が円高に進み、追加証拠金が必要となればストップロスポイントで売ってしまい、損を最小限にとどめてもいい(外貨預金の解約に相当)ですし、長い目で見て戻ると判断すれば、追加証拠金を入れて、円安に転じるのを待つという戦略もあります。

 初めから多い目に証拠金を入れておくと、追加証拠金の要求やストップロスにかかりにくくなります。外貨預金をしていた場合も、同じ時に解約すれば為替による損失は同じです。ただし、定期預金の場合は、解約すれば利率が下がるのでさらに不利になります。

以上のように、外貨預金と外国為替証拠金取引を「全く同じ規模(同じ外貨量)」で行えば、為替リスクは「全く同じ」で、コストと金利面では外国為替証拠金取引の方が「圧倒的に有利」になります。特に、アメリカドル以外の通貨、例えば、豪ドルや英ポンドだと高金利な上、外貨預金ではTTSとTTBの差が米ドルより大きくなるので、ますます外国為替証拠金取引の方が有利です。
 つまりマイナー通貨を預金につかう場合には、為替証拠金取引をつかうほうが圧倒的に有利です。

ただしデメリットとして、このような「外貨預金」的なやり方で外国為替証拠金取引を利用した場合、取引業者の倒産等による信用リスクです。この場合でも、証拠金に用いずに円貨で預金している約90万円が残っています。

 ただし、平成17年7月から始まる取引所為替証拠金取引「くりっく365」の場合、取引所が取引の相手方となり、証拠金を預かるため、信用リスクは非常に小さくなります。
 預金的為替証拠金取引をお考えのかたは「くりっく365」の利用を考えるべきかもしれません。
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くりっく365について