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先物地獄のワナを解き明かす!―被害救済のための抜本的改革私案
先物地獄のワナを解き明かす!―被害救済のための抜本的改革私案
宮崎 耕一
定価: ¥ 2,625
販売価格: ¥ 2,625 人気ランキング: 138,446位
おすすめ度:
発売日: 2004-07
発売元: 民事法研究会
発送可能時期: 通常2日間以内に発送
いまひとつ説得力に欠ける。しかしテーマは良い。
■悪いと思ったところ
・被害者は分別ある大人なのに、儲かるという甘言に乗せられた自己責任には追求しないどころかむしろ擁護し、業者ばかりを非難する内容になっている。確かに業者にもいろいろ問題はあると思う。しかし、例えば先物取引の仕組みも理解しないで被害者は損をさせられたという記述があるが、仕組みを理解しないのに欲の皮を張って契約書に印鑑を押してしまうような被害者の責任も同様に追及されるべきだと思う。
・途中から「友人・私」「知人・私」といった対話形式で筆者の考えに誘導するような記述が多くなり、冗長にもなっており、客観性が薄れてしまっている。分かりやすく工夫したつもりなのだろうが、かえって逆効果になっている。
・説明に回りくどいところが多く、何が言いたいのか書いてあるところまで読み進めるのが苦痛に思う箇所が多かった。
・後半でガソリンがストップ安になったのは業者が売り崩したからだとの憶測が書かれているが、市場の出来事が何も書かれていない。たとえば産出量を増やすようなニュースが流れれば、売られるのは当然の結果だと思う。これが何もニュースがないようなときにストップ安になるならその可能性があるかもしれないが、それでも1業者が売り向かったところで余程流動性の少ない銘柄でないかぎり、ストップ安にはならないのではないか。市場の出来事も合わせて分析がないと業者が売り崩したという説明としては説得力に欠ける。
■良いと思ったところ
・被害者を救済したいという熱意は伝わってくる。しかし悪いと思ったところに書いたような内容が説得力を弱くしている。また、少し被害者の側に寄り過ぎてると思う。もう少し中立性を保てればもっといい内容に仕上がったと思う。テーマが興味深いものだけに、実にもったいない。
・裁判に勝てても被害額の3割程度しか取り戻せないため、弁護士が低報酬のため弁護する気にならないというところは興味深かった。
・終始一貫して先物業者と先物取引を分けて考えているところは客観性があってよかった。
・先物被害の実例と被害額が載っているのがよかった。実例が載っていると迫力が違うので、あと2,3倍は載せてもよかったと思う。
■今後の期待
最近は少し落ち着いてきましたが、外国為替証拠金取引など、証券取引全般に関して本書のような警鐘を鳴らすシリーズの執筆を期待しています。今度はできるだけ中立性を念頭に置いていただけるとより説得力が高くなると思います。
先物取引に一石を投じる作品!?
イメージの悪かった先物取引ですがこの本を読んで先物取引が日本経済に役立っていることを初めて知りました。でも、現行の制度ではまだまだ問題点が多いみたいなので、この本に書いてある様に改善されてより良い先物市場になって欲しいと思いました。
これから、先物取引がどうなっていくのか楽しみです。
宮崎 耕一
定価: ¥ 2,625
販売価格: ¥ 2,625 人気ランキング: 138,446位
おすすめ度:

発売日: 2004-07
発売元: 民事法研究会
発送可能時期: 通常2日間以内に発送
いまひとつ説得力に欠ける。しかしテーマは良い。■悪いと思ったところ
・被害者は分別ある大人なのに、儲かるという甘言に乗せられた自己責任には追求しないどころかむしろ擁護し、業者ばかりを非難する内容になっている。確かに業者にもいろいろ問題はあると思う。しかし、例えば先物取引の仕組みも理解しないで被害者は損をさせられたという記述があるが、仕組みを理解しないのに欲の皮を張って契約書に印鑑を押してしまうような被害者の責任も同様に追及されるべきだと思う。
・途中から「友人・私」「知人・私」といった対話形式で筆者の考えに誘導するような記述が多くなり、冗長にもなっており、客観性が薄れてしまっている。分かりやすく工夫したつもりなのだろうが、かえって逆効果になっている。
・説明に回りくどいところが多く、何が言いたいのか書いてあるところまで読み進めるのが苦痛に思う箇所が多かった。
・後半でガソリンがストップ安になったのは業者が売り崩したからだとの憶測が書かれているが、市場の出来事が何も書かれていない。たとえば産出量を増やすようなニュースが流れれば、売られるのは当然の結果だと思う。これが何もニュースがないようなときにストップ安になるならその可能性があるかもしれないが、それでも1業者が売り向かったところで余程流動性の少ない銘柄でないかぎり、ストップ安にはならないのではないか。市場の出来事も合わせて分析がないと業者が売り崩したという説明としては説得力に欠ける。
■良いと思ったところ
・被害者を救済したいという熱意は伝わってくる。しかし悪いと思ったところに書いたような内容が説得力を弱くしている。また、少し被害者の側に寄り過ぎてると思う。もう少し中立性を保てればもっといい内容に仕上がったと思う。テーマが興味深いものだけに、実にもったいない。
・裁判に勝てても被害額の3割程度しか取り戻せないため、弁護士が低報酬のため弁護する気にならないというところは興味深かった。
・終始一貫して先物業者と先物取引を分けて考えているところは客観性があってよかった。
・先物被害の実例と被害額が載っているのがよかった。実例が載っていると迫力が違うので、あと2,3倍は載せてもよかったと思う。
■今後の期待
最近は少し落ち着いてきましたが、外国為替証拠金取引など、証券取引全般に関して本書のような警鐘を鳴らすシリーズの執筆を期待しています。今度はできるだけ中立性を念頭に置いていただけるとより説得力が高くなると思います。
先物取引に一石を投じる作品!?イメージの悪かった先物取引ですがこの本を読んで先物取引が日本経済に役立っていることを初めて知りました。でも、現行の制度ではまだまだ問題点が多いみたいなので、この本に書いてある様に改善されてより良い先物市場になって欲しいと思いました。
これから、先物取引がどうなっていくのか楽しみです。